6.仕事のこと

仕事のことで迷ったり、悩んだら…

病院の相談支援センター
制度の紹介だけではなく、今後の仕事のことなども一緒に考えます。医師から職場への情報が必要な時にも仲介をしながら整理のお手伝いもできます。

ハローワーク
十分な人数ではありませんが、就職支援モデル事業としてがんと就労の相談に応じてくれるナビゲーターさんのいるハローワークもあります。ナビゲーターさんがいなくても、ハローワークで職業訓練の情報などの情報と共に、これからの就職の相談に乗ってくれます。

ピアサポート
同じ経験をした仲間に、実際はどうした? どんなふうにすればいいだろう? と知恵を借りるのも一助です。その他、社会保険労務士、患者会・支援団体などでも相談を受けています。

何のために仕事をする?

「お金が必要」だから働く。という方が多いのは当然の結果かもしれません。がんを経験したAYA世代は「社会に出たいから」「地域や社会に役立ちたいから」が、経験をしていない人より多い傾向にありました。

がんと診断された。仕事はどうする?

働きながら治療をしている人もいます。でも、治療によっては働きたくても働けないのが実際です。「通院や治療のための勤務時間や時間休の確保が難しい」は治療中だからこその悩みです。「健康や体力に自信がない」のは、治療が終わった後にも続く悩み。人数は少ないですが、治療が終わった後も働きたくても働けない人もいました。

相談はしている?

仕事のことを相談している人、相談していない人は半々くらいです。相談相手は、医師、看護師、職場関係者が多く、相談しなくても、自力で解決している人もいました。相談をして8割の人が良かったと思っていました。

職場へは伝えた?

多くの人は直属の上司や同僚には伝えて、通院や治療のために配慮を得ています。伝えていない人の理由は、「言っても何も変わりないから」、「心配をかけるから」、「職場に病名を知られるのが嫌」、「特に仕事に影響はないから」。伝えたことで、休職・退職を迫られたなどマイナスの影響があった人も、少ないながらいました。

がんを経験してからの就職活動

がんを経験してからの就職活動。どこまで伝える? 何のために伝える? 迷うのは当然のことです。配慮してもらいたいことがあれば、病気に関連することは伝えなくてはいけないこともあるかもしれません。

でも、仕事に差し支えなかったり、配慮してほしいことがなければ、必ずしも話さないといけないことでもありません。病院のスタッフや相談支援センターの相談員などにも相談しながら、どうするか決めてみるのもひとつです。

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